お知らせ
ふるさと納税を活用して祇園祭ごみゼロ大作戦を応援してください!
ふるさと納税 「京どねーしょん」 始めます!
「祇園祭ごみゼロ大作戦」は、2014年に始まり、例年2200人を超えるボランティアの皆様をはじめとして、企業や行政等からもさまざまな協力を得ながら取組を進めてきました。
祇園祭中、立ち並ぶ屋台等から排出される使い捨て容器をリユース食器に変えること、リユース食器を回収し、ごみの分別を促すエコステーションを鉾町一帯に設けることでごみの減量・散乱防止をめざし、2024年には、ごみ総量において取組開始前の半分にまで減らす成果を出しています。多くの方からのご協力によって、ここまで来ることができました。改めて、御礼申し上げます。
祇園祭ごみゼロ大作戦ではさらなるごみ減量をめざし、またこの取組が京都から全国のお祭やイベントへ波及することを通じて社会全体でのごみ減量につながるよう、取組の充実を図っていきたいと考えています。これまでに、資金面でも多くの皆様のご協力をいただいてまいりました。しかしながら、活動費用は、例年不足しており、取組の一部を縮小せざるを得ない状況にあることも事実です。
こうした状況を打開するため、祇園祭ごみゼロ大作戦では、この度、資金調達方法の一つとして、京都府が新たに設けたふるさと納税を活用して京都府内のNPOを支援する仕組みである「京どねーしょん」を活用して、2026年以降の活動の充実を図るための資金調達に取り組むことといたします。
「京どねーしょん」は、寄付者のお住まいが京都府内外いずれでもご利用いただくことができます。
活動資金が増えることによって、リユース食器導入数の拡大やボランティアスタッフの活動環境の充実を図ることができ、加えて、より効果的で継続可能な運営体制の構築など、この取組が地域や社会に与える効果をより高めることにつながります。
例年の活動では、お祭の来場者とボランティアスタッフの間には、「ごくろうさま」「ありがとうございます」という会話が笑顔で交わされ、ボランティアスタッフからは「毎年参加して、お客さんたちの理解と協力が増えていることが感じられる」というコメントもあります。ほかにも、「自分も社会の役に立ててうれしい」「ごみの現状を知って、日常生活でも意識しようと思った」「自分の地域のお祭でもできるんじゃないか」といったコメントも寄せられています。祇園祭ごみゼロ大作戦は、市民が行動し、気づき、次の実践に進む循環を生み出しています。
この資金調達には、祇園祭ごみゼロ大作戦の開始当初から協働で運営してきたNPO法人きょうとNPOセンター(*1)と連携して取り組みます。
きょうとNPOセンターが「京どねーしょん」の登録団体となり、祇園祭ごみゼロ大作戦をはじめとするNPO・市民活動団体等との5つの協働プロジェクトへ、総合的に資金調達を呼び掛けています。5つの協働プロジェクトは、いずれも市民が地域や社会の課題に気づき解決のために行動する「市民による社会づくり」プロジェクトです。きょうとNPOセンターが総合的に呼びかけることにより、活動内容は異なっても根底に同じ思いをもつプロジェクトが、互いに支え合いながら資金調達をすることができます。祇園祭ごみゼロ大作戦に関心を寄せてくださる皆様からの寄付金は、同じく「市民による社会づくり」に取り組むプロジェクトにも活かされることとなります。
・京どねーしょん(きょうとNPOセンター):https://www.furusato-tax.jp/gcf/4423
祇園祭ごみゼロ大作戦は京都から全国へ「ごみの出ない社会」への挑戦です。そして、それを市民による力で実現しようとしています。みなさまのご支援で、ぜひこの取組を次のステージに押し上げてください。
祇園祭ごみゼロ大作戦へのご支援を、どうぞよろしくお願いします。
(*1)きょうとNPOセンターは、地域や社会課題の解決に取り組むNPOや市民活動団体が、その力を発揮できるよう団体の運営基盤強化やNPO等への社会の理解促進に加え、市民が地域や社会の様々な課題や取組に関心をもち、課題の改善や解決の取組に参加・参画できる機会提供や仕組みづくりに取り組むNPOです。









